業務用から家庭用まで、比較的お手頃な値段になってきた「3Dプリンター」。パソコンの中のデータが立体物となって出力されるなんて夢がありますよね!
そんな3Dの波が、おもちゃの世界にまでやってきているんです!?
それがこの「3Dドリームアーツペン」。ペンで描いたものが立体物になってしまうという未来のおもちゃなのだ!
この「食品サンプルセット」では、ペンで描くだけでこんな食品サンプルが作れるらしいですよ…これはスゴイ!
セットの中身はこんな感じ
4色の「3Dドリームアーツペン」と、食品サンプル用の型、色を混ぜる容器…そして。
一番重要なのが、このマジカルライト!
ペンで描いた後、このライトを当てるとたちまち固まってしまうという未来感あふれるアイテムなのだ!
ネイルアートなんかでも使われるUVレジンみたいなもんなんですかねぇ?
とりあえず使ってみましょう!
付属のお手本の上にトレースシートを敷いて
ペンでなぞっていきます
そしてライト・オン!
おおーっ、固まった! ピーマンとサラミ!
ペンとはいうものの、実際にはチューブからインクをしぼり出すような仕組みなので、思ったように描くのはなかなか難しいんですが…とりあえず描いたものがパリッと固まって立体物になるのは楽しい!
さらに食品サンプルの型(3Dプリントパーツ)も使ってみましょう。型に沿って描く…というかインクをニュルニュル流し込んで…
マジカル・ライト照射! 未来感あるなー
ほいできました。ピザ生地! …半透明なので、ちょっとレモンの切れ端っぽくも見えますが
ピザ生地に、チーズ代わりの白インクを流し込んで
ピーマン&サラミと一緒にライト・オンすれば…
ピザの完成!
インクの透明度が高いため、すべてがなんとなくクリスタルなカラーリングになってしまいますが、アクセサリーとしてはこの半透明でキラキラした色合いのほうがかわいいんでしょうね。
ま、こんな感じでオシャレでかわいい食品サンプルやアクセサリーを作ることができるのです
でも、おじさん的にはオシャレじゃない食品サンプルも作りたいよね…
非オシャレな食べ物といえば…
やっぱり「ラーメン二郎!」
麺が見えないほどにズドーンと盛られた野菜(主にもやし)、その上でフルフルふるえる脂、そして、これを食べたら決してデートには行けない量のニンニク!
いわゆる野菜・ニンニク・脂マシってヤツです(マシマシは食べきれません!)
ラーメン二郎は、おいしさのためならビジュアルなんて気にしない! …という、オシャレ料理の対極にある存在といっていいでしょう。
というわけで、この食品サンプルを作ってみましょう。
とりあえず、ラーメン用の型があったので麺を作成
うん、ちょっと黄色い脳みそっぽいけど
さらに丼も作りました
丼に麺を入れるとこんな感じ。…この段階では冷麺っぽいね
次にスープ……ですが、茶色のペンがなかったので、まぜまぜ鍋の中で色を混ぜて自作
普通のラーメン完成! …どっちかというと、あんかけの天津飯っぽいけど
さて、ここからがラーメン二郎の本番です。まずはドドーンと盛られた野菜の山を作りたいんですが…。
何かが山盛りになっているふうの型があったので、それを利用してみましょう
うーん……山盛りは山盛りでも、野菜というよりはご飯!
ラーメンの上にゴーカイにライスを山盛りにしたラーメンライス。もしくは、アイスクリーム山盛りにも見えますね(ラーメンフロート!?)
もっと別の方法で野菜を表現してみましょう。
この細い「線」を短く切ったら、もやしっぽく見えないかな?
どっちかというとキャベツの千切りに見えますね
でも、さっきの「ライス山盛り」にくっつけたらそれっぽくなってきたぞ!
あとは、ご飯粒型を利用して「脂」と「ニンニク」を作り
完成!?
ラーメンの上に山盛り野菜と脂&ニンニク…要素としては「ラーメン二郎」のはずなのに、なんでしょう、このサワヤカさは?
全体的な半透明感のせいかなぁ〜? もっと濁った色してますもんね。でもこれ、工夫次第で何でも再現できるのでめちゃくちゃ楽しいと思います。
ラーメン二郎・リング!