いいモノ調査隊
高級食材「キャビア」は、日本で簡単に手に入る魚卵よりおいしいのか?

「キャビア」って本当においしいの? 四大魚卵を食べ比べ!

世界三大珍味の1つである「キャビア」。小さじ1杯で数千円するという高級食材ですね。実は筆者、今までキャビアを食べたことがありません。要は小さな魚卵のようだけど、そんなにおいしいのでしょうか? ちょっと気になりましたので、日本で簡単に手に入る魚卵と食べ比べをしてみました。

用意したキャビアはこちら。

内容量25gのキャビア

内容量25gのキャビア

出ました黒い宝石ともいわれるキャビア!

出ました黒い宝石ともいわれるキャビア!

なんとこれだけで3,750円です。
そして、今回食べ比べてみるために近くの食材店で手に入れた魚卵は、いくら、トビウオ卵(とびっこ)、たらこ。

こんなに魚卵が並ぶことは、我が家では2度とありません

こんなに魚卵が並ぶことは、我が家では2度とありません

それぞれのお値段を比べてみましょう
キャビア:25g  3,750円
いくら :100g 990円
トビウオ:100g 454円
たらこ :100g 398円

というわけで、キャビアは100gあたり15,000〜20,000円ほど…感覚がおかしくなるほど貴重な食材だと改めて実感しました。コスパで考えると、キャビアは圧倒的に悪いですね。逆に一番安いのはたらこでした。

まずは、それぞれの魚卵をそのままひと口ずついただいてみましょう。

これで数百円レベルでしょうか…

これで数百円レベルでしょうか…

ビビッてしまい、食べるときにやけに少量になってしまう庶民。卵の膜は思いのほか柔らかく、嚙むと中からエキスが。1粒は小さいのですが、味はしっかりしています。魚卵にしてはねっとりしているというか、濃厚でコクがある味。筆者は個人的に赤ワインが欲しくなりました。

次にいくら。

いくらは鮭の卵です

いくらは鮭の卵です

今回の魚卵の中では最も大きい魚卵です。1粒1粒に張りのあるいくらからプチっとはじけた膜から出てくる味わい。これはこれで非常においしい。とろっとした中身が人を魅了するのでしょう。ここでは辛口の日本酒が合いそう。

続いてトビウオ卵(とびっこ)。

大きさはキャビアと同じくらい

大きさはキャビアと同じくらい

見た目は一番キャビアに近いですが、今回調査した魚卵のなかで、最も膜に張りがありました。プチプチとしていて、一番嚙みごたえがある。味は今回入手したのはイクラと同じしょうゆ漬けだったからでしょうか、イクラに近いように感じました。

最後にたらこ。

たらこはもちろん、鱈(タラ)の卵ですね

たらこはもちろん、鱈(タラ)の卵ですね

今回の4つの魚卵のなかでは、最もポピュラーといっても過言ではない食材。粒の小さい魚卵なので、1粒で味を表現するというのは難しいですね。ただ、これはもう食べ慣れた味で、おなじみの塩加減で、ご飯をかき込みたくなる味。ほかのものは焼けませんが、たらこは焼いてもおいしいですね。お茶漬けでもいい。おにぎりの具としても筆者は最強だと思っています。

次にクラッカーにクリームチーズをのせ、それらに各魚卵をのせて食べ比べしてみました。

ここでも赤ワインが飲みたくなったのは気のせいでしょうか…

ここでも赤ワインが飲みたくなったのは気のせいでしょうか…

結果、これはキャビアがマジでムチャクチャおいしかった!!

塩加減、クラッカーとチーズとの相性はキャビアが抜群!!

塩加減、クラッカーとチーズとの相性はキャビアが抜群!!

チーズが洋食で、キャビアも日本には本来ない食材だからでしょうか。
クラッカー、クリームチーズとの相性がいいからでしょうか。
もう理由はこの際どうでもいい。間違いなくキャビアが一番マッチしています。
ご飯と合うのはたらこかもしれませんが、こういうしゃれた食べ方はキャビアが圧倒的においしかったです。

と、これだけではただの食レポになってしまいますので、キャビアについて少し調べてみました。キャビアといえば、チョウザメからとれる卵。天然のチョウザメはそもそも、非常に希少性の高い魚なんだそうです。需要と供給のバランスに鑑みると当然、価値は上がる。そしてそのチョウザメ、なんと卵(キャビア)を産めるようになるまでに10年ほどかかることも珍しくないとか。ここでますます希少性は上がります。

まだまだあります。チョウザメの有名な産地はカスピ海。そこでの主な漁獲は旧ソ連だったのですが、旧ソ連の崩壊などによって、これまで計画的に漁獲されていたものが、乱獲されるなど、チョウザメの数自体も激減。はワシントン条約によって国際間の取引きが制限されている時代もありました。また、養殖しようにもそれまでの餌代がかかるし、成魚になるまでオスとメスの区別もつかない。10年かけて育てたのに開腹してみたら、オスだった。なんてことだったら卵すらありません。

と、これだけ並べたら、ずいぶんと希少性が高いものだとおわかりいただけたのではないでしょうか。
希少性が高いうえに、需要に対して供給できる数が限られているから、キャビアは高級食材なんですね。

いつか、スプーン1杯まるごと、キャビアを食べてみたい! と思う、筆者なのでした。
スプーン1杯食べたら、それだけで数千円レベルですね…。

びーいーぴー

びーいーぴー

おいしい食べ物、楽しく食事ができそうなものに興味あり。気になったら、値段や大きさ、ニオイは二の次。とりあえず調査。ときには体を張ったレポートも厭わない、アラフォー2児の父。

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