春はいろいろな植物が花を咲かせる季節ですね。今回ご紹介するのも花なのですが、花は花でも、…「エディブルフラワー」です!!
エディブル? どんなお花? と思う方も多いでしょう。「edible」とは「食べられる、食用に適する」という意味の英単語なのです。つまり、「エディブルフラワー=食べられるお花」です!! お刺身についている食用菊だとか、桜餅についている塩漬けの桜なんかも、実は伝統的なエディブルフラワーなんですよ。
今、エディブルフラワーはどんどん種類が増えていて、すごく華やかなものがあります。今回は、とてもカラフルでかわいらしい「スナップドラゴン」というお花をご紹介します。
せっかくなのでお皿にドーンと並べてみました!
かわいい…カラフルでとにかく見てるだけでキューンとしちゃいます…。
英名はスナップドラゴンというお花ですが、日本名では「金魚草」といわれているお花です
エディブルフラワーといわれるものは、このスナップドラゴン以外にもさまざまあるのですが、中でもこのスナップドラゴンは淡白な味で料理をじゃませず、さらには熱にも強いとのこと。なんとすばらしい!
では、せっかくなのでおひとつそのままパクッと食べてみたいと思います!
ドキドキ…! むしゃり
おぉお…感想は、「なんか草花、食べちゃった」という感じです 笑。
ただ、まったくもって花独特の強い香りはなく、こういう野菜ですよ、といわれれば納得な感じです。
筆者は葉物野菜が好きなので、何の抵抗もなくいけました。
野菜の中で何に一番近いだろうかなと考えてみたのですが、サラダ菜のような、レタスのような感じがイメージ近いかなぁと思います。これは間違いなく、サラダに紛れていても抵抗ない味! と思ったので、ドレッシングをかけてほかの野菜と一緒にサラダで食べてみたいと思います!
すごいかわいい! こんなのカフェで出てきたら女子はテンション上がってしまいますよ!
野菜はレタス・パプリカ・大根・水菜・にんじん・紫キャベツです。
ここにエディブルフラワーが入ると通常のサラダがよりカラフルになりますね!
コブサラダ味のドレッシングをかけて、食べてみたいと思います!
パクパク…えっと、何の問題もなくおいしいです! さっきも伝えたとおり、野菜に混じってもまったくじゃますることがありません。目をつむって食べたら、花が入っていることに気づかないと思います。女子会やちょっとしたパーティーで盛り上がりそうです!
そんな女子的目線でいうと…
こんな感じで飲み物に添えてみたり!
はたまた、こうやってケーキなどのデザートに添えてみたり!
お花がちょっとあるだけで、すごいステキなおもてなしができそうです♪
彩りが少ないなぁっていうときのお弁当にも活躍しそう!
見た目が華やかなだけでなく、ちゃんと栄養もあるんです。スナップドラゴンは、ビタミンCが豊富(可食部100gあたり250mg)。花の種類によって栄養素はかなり異なるようです。これは野菜と同じですね。
今回は生のまま乗せて手軽に食べてみましたが、もちろん加熱しても大丈夫(種類によっては、色落ちすることもあるようです)。また、具体的な賞味期限はありませんが、今回注文したものは届いて3〜4日程度で消費するのがいいそうです。やはり鮮度が大事ですね!
ちなみに…エディブルフラワーは農林水産省のガイドラインに基づいて食用として安全に栽培されたものです。決して園芸用の花やそのあたりに生えている花を食べないようにしてください! 中には毒性のある花もあるので、「エディブルフラワー」として販売されているものだけを食べるようにしてくださいね。
このスナップドラゴン以外にもたくさん種類があるエディブルフラワー。お菓子作りなどにも使いやすい乾燥タイプもあるみたいです!! いろいろなお花を食べてみたくなりますね♪