以前、つまようじをウエイトリフティングのような感じで取り出してくれるケースをこのいいモノ調査隊で紹介していましたが、実は私もあのリフトアップトゥースピックケースは大分前から所有していました。ほかにも、イルカがつまようじを取り出してくれるつまようじケースも所有しており、つまようじケースにはそこそこ詳しいんですよ、私。
そんな私がこのたび、バンダイより発売されたこのDARTH VADER TOOTHSABER(ダース・ベイダー トゥースセイバー)を見逃すハズもありません。発売前から、いいモノ調査隊で紹介したいと名乗り出たほどです。もうなんとなく察しがついたかと思いますが、あのダース・ベイダーがつまようじを取り出してくれるケースです。
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なかなかの造形です。マントのなびいているのがいい感じ |
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背面はこんな感じです |
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台座も雰囲気を醸し出しています |
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顔はこんな感じ |
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角度を変えて撮ってみました |
さて、このDARTH VADER TOOTHSABERですが、その名のとおり、ベイダー卿がつまようじを取り出してくれるつまようじケースになっています。つまようじはベイダー卿のマントの中に収納するようになっており、最大で10本収納できます。ケースとしては少なめですが、ベイダー卿がつまようじを出してくれることを考えると、その程度のことは瑣末(さまつ)であると言わざるをえません。
さっそく、ベイダー卿につまようじを出してもらいたいと思います。まず、マント上部を腕ごと取り外し、つまようじを入れます。腕ごと取り外すなんてさすがベイダー卿、やることが大胆すぎます。
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左腕とマントの上部を外すと、つまようじが収納できるようになっています |
そして、おもむろに背中のレバーを使って、右腕を動かします。イメージ的には居合い斬りのように左脇に手を差し伸べる感じです。
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背中のレバーを左に動かすと、ベイダー卿の右手が動きだすと同時にマントが開いていきます |
腕が動くと同時にマントが開き、つまようじが姿を現します。なんというギミックでしょうか。こんなところにつまようじを隠しているとは。このギミックはZガンダムに登場したジ・Oの隠し腕によるビームサーベル攻撃を見たとき以上の衝撃と言っても過言ではないでしょう。
そしてそのまま、ベイダー卿の腕をしっかりと最後まで押し込み、つまようじを装着させます。あとはゆっくりと腕を戻すと、なんということでしょう…。ベイダー卿がまるでライトセーバーを抜いたがごとく、つまようじを振りかざしているではないですか。もはやつまようじの持ち手がライトセーバーの本体部分にしか見えません。
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右手がしっかりとつまようじをつかんだら、今度は逆にレバーを右側に入れます。ゆっくりと戻さないと勢いよくつまようじが飛んでいってしまいます |
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どうですか、この勇姿。見事にベイダー卿がライトセーバーを構えています |
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つまようじとライトセーバーが一体化しています |
一連の流れを動画にしました。写真では伝わりませんが、実はこれかなり難易度が高いんです
1回で成功したバージョンもお見せしましょう
食事後の口の手入れはもちろんのこと、たこ焼きやお新香、果物など、つまようじを使う食べ物を毎食出して、ベイダー卿からつまようじをたまわらないと物足りない生活になりそうです。でも、かのベイダー卿に、たかだかつまようじを渡してもらうために働いてもらうのもなんだか気が引けてしまう感じがしますね。
そんなときは、付属のライトセーバーを装着すれば、なんとフィギュアとしても飾っておくこともできます。
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付属のライトセーバーを装着したところ。ライトセーバーの色は黒なので、赤色に塗り直せばより臨場感が出るかと |
ちなみに対象年齢は15歳以上となっています。小さい子どもがいる家庭は、子どもの手が届かないところに置いておかないと、あっという間につまようじがそこら中に散乱すること間違いなしです。
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ゲーム情報誌編集部を経て、フリーランス・ライターに。現在は、デジタル機器を中心にWebや雑誌、Mookなどで活躍中。近著に『INGRESSを一生遊ぶ!』(宝島社刊)。