包丁って、使っているうちに切れ味が悪くなりますよね。砥石を使って自分で研ぐこともできますが、素人が研ぐと切れ味が復活しないどころか、かえって切れ味が悪くなることもあります。プロのとぎ師にお願いするにしても、近所でさがすのが大変だったり、そもそもそこまで高級な包丁でもなかったりして…。
そんな時に役立ちそうなのが、京セラの「ロールシャープナー」。ファインセラミックを使った研ぎ器で、溝の部分に包丁をはさんで前後に動かすだけで、するどい切れ味が復活するとのこと。
包丁の切れ味が悪くなったので、これを機に購入。自宅の包丁を研いでみました。
10回ほど動かして、包丁を水洗い。いつも切っているので感触が分かっているにんじんを切ってみたところ、明らかに切れ味が違います。簡単な作業でここまで切れ味が変わるとは、ある意味感動的!
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いつも調理している食材を切ってみれば、切れ味の違いがよくわかります |
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この溝に包丁をはさみ前後に動かすと、砥石が回転します |
なお、使えるのは金属性の両刃の包丁のみで、片刃の出刃包丁やセラミックス製のものは研げません。
気になる耐久性ですが、京セラのお客様相談室に確認したところ、ステンレス製の包丁を1回につき5往復程度動かしたとして、400〜500回は研いでも問題ないでしょうとのことでした。週に1回研ぐとしても、10年近くは使えそうなので、このコとは、長い付き合いになりそうです。