大手企業が萌えキャラを作ったり、萌えキャラを大きくあしらった「痛車」がたくさん町を走っていたり。20年前にはまさかこんなにオタク文化が世の中に広がる時代が来るとは夢にも思いませんでした。
そんな萌えグッズ=痛グッズの中でも、一層際立って存在感を放つものがこちら。
販売サイトには「銀行印としても使えます!」と書いてあるのですが、本当に使えるの?
実際に口座を開設にし行ってみました。
今回私の銀行印になっていただく女の子“柘植あかね”ちゃんは、四国でひっそりと暮らす印鑑職人が彫った印鑑の精霊です。精霊になる前は、人々を魅了するほどのかわいい印鑑。多く人々から崇め(あがめ)られることで精霊となったそうです。いやあかわいい。ぐふぐふ。
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あかねちゃんと向かったのはオフィス近くの三井住友銀行 |
でも本当に大丈夫なのか? そのまま書類を提出して「ダメです」って言われたらかなり心のダメージもデカイ。心配になったので、係員のお姉さんにお尋ねします。
私「あのお、お尋ねしたいことがあるのですが…(小声)」
係員のお姉さん「はい、何でしょう?」
私「イラストが入ったちょっと特殊な印鑑ですけど、銀行印として使えますか?(震え声)」
係員のお姉さん「おそらく大丈夫だと思いますが、念のために見せていただけますか?(にっこり)」
ひぃぃっ! 恐る恐る渡すと、おねえさんは変な顔1つせず「あ、かわいい!」と言うと、確認のため窓口の奥へ。
ドキドキしながら待つこと5分ほど。
係員のお姉さん「はい、問題ありません!」
おお! 本当に使えるのか!
そこからはもうサクサク。
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窓口へ行き、必要事項を書き込み、捺印 |
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拍子抜けするほどあっさり通帳ができあがりました。書類を確認した窓口のお姉さんも「かわいいですね〜」と言ってくれました |
神だぜ! 懐深いぜ! 三井住友銀行!
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これで晴れて私の三井住友銀行の銀行印となったあかねちゃん。痛印堂さんの印鑑は本当に銀行印として登録出来ました。これからも私の銀行印を使う場面で活躍してくれることでしょう! |
(念のため銀行印として登録する前に各金融機関窓口にて利用可能かをご確認ください。)