「脱印鑑」なんて議論もありましたが、何だかんだでいまだにハンコを使う機会はありますよね。
そろそろデジタル化してほしいですけどね……
さて、普通のハンコはこんな感じで押しますよね
何も考えずにテキトーに押すと、こんな感じで斜めになってしまいがち
まあ、斜めっていても逆さまになっていても、ハンコとしての役割は果たしてくれるので問題はありません。でも、婚姻届などの重要書類には、どうせならキレイにハンコを押したいですよね?
たいていのハンコには上の方向にこんなマークが付いているので
マークが上になるように押せば、大体真っすぐに押すことはできるのですが
こういう目印のド真ん中にキレイに押したい場合は……
なかなか難しいですよね
さて、そんな悩みを解決してくれる、思い通りの場所に、真っすぐキレイに押すことができるハンコがありました。
「見えるハンコ Looky」
一見ごく普通のハンコに見えますが
ハンコ上部の天窓をのぞきこむと……
底の印面がバッチリ見える!
中心部がクリア素材で作られているため、印面を「見ながら」押すことができるハンコなんです。実際に見ながら押せば、角度も場所も思い通り!
ハイ、真っすぐ!
目印の真ん中に押したい場合も、のぞきこみながら押せば……
うん、大体真ん中!
これさえあれば、何度やっても同じように真っすぐ、ド真ん中にキレイに押せるはず!
……そういうわけでもないですね
ハンコを通してのぞきこむので、小さかったり印刷が薄かったりする目印に正確に合わせるのはなかなか大変。集中力が必要です。
集中力や朱肉の量の問題で、何度でも同じように……というわけにはいきませんでしたね。ただ、確実に真っすぐには押せています。
一世一代の気合いを入れた押印をキレイに押すという用途には十分役に立ってくれそうです。
ちなみに、印面が見えるのは真上から見たときだけで、横からなどの角度で見たときはまったく透けませんのでご安心を。
注意点としては、長く使い込んでいると
どうしても印面の奥にまで朱肉が入り込んでしまいます
こうなっちゃうと当然、透けて見えなくなってしまいます
こまめに朱肉を拭き取ったり、掃除したりする必要はあるでしょう。まあそれは普通のハンコでも同じですね
上から印面が見えるという単純な構造ですが、真っすぐ押すには効果てきめん。なぜ今までなかったんでしょう? ハンコを真っすぐキレイに押したい方はお試しを!