特別企画
パッキンがにおう、実は細かいところが地味に汚い

電気圧力鍋のにおいを撃退! たまにはちゃんとお手入れしてみよう

最近、ますます人気が高まっている電気圧力鍋。本当に便利ですよね。我が家はもう、電気圧力鍋なしの生活は考えられないほどです。しかし、こんなに電気圧力鍋にお世話になっているにも関わらず、実はこれまでしっかりと手入れをしたことがありません。なんという恩知らず! ということで今回は重い腰を上げ、本格的なお手入れをしてみました。

愛用中の電気圧力鍋。お世話になっています

※ご自宅の電気圧力鍋(圧力鍋)を掃除する場合は、取扱説明書を確認のうえ、故障などに気をつけ、自己責任にて行ってください。

<関連記事>
《2021年》人気の電気圧力鍋おすすめ12選! 安全・簡単・時短調理に便利

電気圧力鍋ににおいがつくと、ほかの料理にもにおいが移る

電気圧力鍋でにおいの強い料理、たとえば筑前煮などを調理したあとは、しばらくの間、何を作っても排気が筑前煮の香りとなり、キッチンに筑前煮の香りが充満しませんか。我が家では日々の炊飯にも電気圧力鍋を使用しているので、炊きあがった白ごはんまでほのかに筑前煮風味になるのが悩みのタネでした。

愛用の電気圧力鍋。普段は、内鍋とフタ(おもり、パッキンだけ外す)を水洗いして終わり! 1年以上使っているというのに、我ながらテキトーすぎました

愛用の電気圧力鍋。普段は、内鍋とフタ(おもり、パッキンだけ外す)を水洗いして終わり! 1年以上使っているというのに、我ながらテキトーすぎました

手入れをする前に、気になるにおいの元がどこなのかチェック。本体、フタ、パッキン、内鍋のにおいをそれぞれ確認したところ、我が家の電気圧力鍋の場合は、においが染みついているのはパッキンだけでした。内側全体がにおっているかと思っていましたが、パッキン以外の部分はアルミやステンレスの部分が多く、においがつきにくいようです。

意外と、主ににおっているのはパッキンだけ

意外と、主ににおっているのはパッキンだけ

使用したのは重曹、つまようじ、いらない布。細かい部分が拭きやすいよう、布は薄めでやわらかいカットソー素材がおすすめです

使用したのは重曹、つまようじ、いらない布。細かい部分が拭きやすいよう、布は薄めでやわらかいカットソー素材がおすすめです

パッキンのにおいは重曹水で撃退!

それでは、お手入れしていきましょう! まずは、もっとも気になる&時間がかかるパッキンのにおいとりから。

水3Lに対して重曹100〜150gの割合の水溶液を作り、パッキンを浸けておきます。その際、20〜30分煮沸するとより効果が期待できるとのこと。

自宅に3Lの水が入る鍋がないため、今回は水1.5 Lに対し、重曹75 gで水溶液を作りました

自宅に3Lの水が入る鍋がないため、今回は水1.5 Lに対し、重曹75 gで水溶液を作りました

30分ほど煮沸し、そのままひと晩放置

30分ほど煮沸し、そのままひと晩放置

翌朝、水溶液からあげてみると、完全に無臭にはなっていないものの、筑前煮のにおいは9割方なくなっています。水1.5Lでこれだけ効果が表れるのであれば、水3Lを使用して同様の方法を行えば、より高い効果が期待できそうですね

翌朝、水溶液からあげてみると、完全に無臭にはなっていないものの、筑前煮のにおいは9割方なくなっています。水1.5Lでこれだけ効果が表れるのであれば、水3Lを使用して同様の方法を行えば、より高い効果が期待できそうですね

においがとれたパッキンを装着して炊飯。炊飯中の排気や炊きあがったご飯から、筑前煮ではなくご飯のにおいがすることに感動!

においがとれたパッキンを装着して炊飯。炊飯中の排気や炊きあがったご飯から、筑前煮ではなくご飯のにおいがすることに感動!

重曹を使用する方法のほかにも、水に輪切りにしたレモンを入れて加熱したものに、パッキンをひと晩浸しておく方法も有効ということで試してみました。要するに、クエン酸を使用するということですね。

こちらもたしかに効果はあったのですが、重曹を使う方法に比べると効果が薄かったことと、逆にレモンのにおいがついてしまうのがちょっと気になったので、個人的には重曹を使う方法がおすすめです。重曹のほうが、コストも低い!

もう一度筑前煮を作ってパッキンににおいをつけたあと、再度レモンを使う方法で確認(水1.5Lにレモン1個半)。人によってはレモンの香りが気になるかも。とはいえ、炊いたごはんにレモンのにおいが移るほどではないので、方法としては有効だと思います

もう一度筑前煮を作ってパッキンににおいをつけたあと、再度レモンを使う方法で確認(水1.5Lにレモン1個半)。人によってはレモンの香りが気になるかも。とはいえ、炊いたごはんにレモンのにおいが移るほどではないので、方法としては有効だと思います

電気圧力鍋は細かいところが地味に汚い

続いて、パッキン以外の部分を掃除していきましょう。電気圧力鍋は細かいパーツが多く、見るからに汚いというわけではないのですが、よく見ると地味に汚れています。今回は、製品の取扱説明書に掲載されている方法にのっとってやってみました。ご使用の電気圧力鍋をお手入れされる場合は、取扱説明書を確認し、それぞれの機種に適した方法で行ってください。

細かいパーツはなくさないように注意

電気圧力鍋の機能の要であるフタには、細かいパーツが複数ついています。わかりやすくにおいの原因になることは少なくても、調圧弁につまりなどがあると、正しく加圧調理ができなくなったり、故障の原因となる可能性もあります。

まずは、フタからおもりや調圧弁キャップ、圧力表示ピンなど、細かいパーツをすべて外していきます。

調圧弁からおもりを外します

調圧弁からおもりを外します

調圧弁のまわりも汚れているので、拭き取ります。小さな凹凸が多いので、固く絞った布の上からつまようじで軽くこするようにするとやりやすかったです

調圧弁のまわりも汚れているので、拭き取ります。小さな凹凸が多いので、固く絞った布の上からつまようじで軽くこするようにするとやりやすかったです

フタの内側から、調圧弁キャップと圧力表示ピン(圧力表示ピンキャップ)を外します

フタの内側から、調圧弁キャップと圧力表示ピン(圧力表示ピンキャップ)を外します

調圧弁キャップの内側、汚れがこびりついています。1年ほおっておいたにしてはまだマシなほうでしょうか

調圧弁キャップの内側、汚れがこびりついています。1年ほおっておいたにしてはまだマシなほうでしょうか

フタの内側の圧力表示ピンキャップを外し、表から圧力表示ピンを抜きます。圧力表示ピンを外すのってなんとなく怖かったのですが、やってみたらなんてことないので、これからは恐れずにお手入れしようと思います

フタの内側の圧力表示ピンキャップを外し、表から圧力表示ピンを抜きます。圧力表示ピンを外すのってなんとなく怖かったのですが、やってみたらなんてことないので、これからは恐れずにお手入れしようと思います

蒸気水受けの存在も忘れないで

電気圧力鍋には蒸気水受けがあります。本体の裏側にあることが多いので見逃しやすいですが、忘れずにチェック。たまった水を捨てて水洗いします。

筆者は蒸気水受けの存在をすっかり忘れていたので、取り外すのはおよそ1年ぶり。恐る恐る中を見てみると、軽く閲覧注意な状態になっていました。きっちり反省して、今後は使用のたびに洗うパーツリストに追加します

筆者は蒸気水受けの存在をすっかり忘れていたので、取り外すのはおよそ1年ぶり。恐る恐る中を見てみると、軽く閲覧注意な状態になっていました。きっちり反省して、今後は使用のたびに洗うパーツリストに追加します

外したパーツは紛失防止のため、入れ物を用意しておくと安心です

外したパーツは紛失防止のため、入れ物を用意しておくと安心です

つまようじを使ってパーツの細かい汚れを取り、水洗い

パーツを外したら、それぞれ汚れを取っていきます。つまようじなどを使って、穴という穴の細かい汚れを取り、水洗いをします。

調圧弁はつまようじを3回ほど抜き差ししただけで、写真のようなカスが取れました。毎日米を炊いているので、蒸気に含まれるデンプンなどの可能性が高いですね。においはありませんが、これだけたまっていては衛生的とは言えません

調圧弁はつまようじを3回ほど抜き差ししただけで、写真のようなカスが取れました。毎日米を炊いているので、蒸気に含まれるデンプンなどの可能性が高いですね。においはありませんが、これだけたまっていては衛生的とは言えません

おもりと圧力表示ピンにもつまようじを挿してみましたが、これらからは汚れやカスは取れませんでした

おもりと圧力表示ピンにもつまようじを挿してみましたが、これらからは汚れやカスは取れませんでした

穴の中の汚れを取ったら中性洗剤で水洗いをし、よく乾かしておきます

穴の中の汚れを取ったら中性洗剤で水洗いをし、よく乾かしておきます

本体は固く絞ったやわらかい布で拭く

本体は水洗い厳禁のため、汚れが気になる場合は、やわらかい布やフキンで拭いていきます。

本体の溝の部分は食材のカスが蓄積しやすい場所。また、内鍋の下に位置する温度センサーが汚れていると誤動作の原因になるため、汚れた場合は小まめに拭いたほうがよいそうです

本体の溝の部分は食材のカスが蓄積しやすい場所。また、内鍋の下に位置する温度センサーが汚れていると誤動作の原因になるため、汚れた場合は小まめに拭いたほうがよいそうです

まとめ

電気圧力鍋は細かいパーツが多いので、「外したパーツがどっか行っちゃったらどうしよう」「元に戻せなくなったらどうしよう」というちょっとした恐怖心と、元来のめんどうくさがりな性格が災いし、1年も細かい部分の手入れをしないまま使い続けてしまいました。

いざやってみると、パーツの付け外しはまったく難しくないうえに、覚悟していたよりパーツの数も少ない。むしろ、手入れを怠り、汚れを溜めながら使い続けることのほうがはるかに恐ろしい行為だったなと思いました。電気圧力鍋を愛する者として、反省するばかり。これからは小まめにお手入れをして、末永くお世話になりたいです。

なお、今回行ったお手入れ方法は、同様のパーツで構成されている火にかけるタイプの圧力鍋でも有効です。ぜひお手入れの参考にしてください。

お手入れ後は、すべてのパーツが正しくセットされているかを確認してから使用しましょう

お手入れ後は、すべてのパーツが正しくセットされているかを確認してから使用しましょう

※ご自宅の電気圧力鍋(圧力鍋)を掃除する場合は、取扱説明書を確認のうえ、故障などに気をつけ、自己責任にて行ってください。

大泉瑠梨(編集部)

大泉瑠梨(編集部)

美容・健康家電を中心に新製品レポートやレビュー記事を担当。時には体を張って製品の実力をチェックします。

記事で紹介した製品・サービスなどの詳細をチェック
関連記事
価格.comマガジン プレゼントマンデー
ページトップへ戻る