食料品価格が上昇し、外食は控えて“おうちご飯”でちょっとした贅沢を楽しもうとする人が増えています。そこで、「週末の朝食をちょっと“特別”に」をテーマに、朝ご飯の満足度を高めてくれること間違いなしの、ちょっと心が弾むキッチン家電を、全3回の連載企画で紹介します。
第2弾として注目したのは、ワクワクするようなルックスで、作るのが楽しく、食べておいしいBRUNOのホットサンドメーカー「グリルサンドメーカー ダブル」です。
BRUNO「グリルサンドメーカー ダブル」
朝食はパン派、特にトーストが好きな人に注目してほしいアイテムが、BRUNOの「グリルサンドメーカー ダブル」。本格派のホットサンドやパニーニがシンプル操作で作れるだけではなく、本体のカラーリングや本体天面のエンボスロゴなど、そのおしゃれなルックスも魅力のキッチン家電です。
ホットサンド作りだけでなく、本格的なグリル料理まで楽しめます。朝食はもちろん、ランチ、夕食まで、幅広く活躍する人気アイテムです
梱包を解き、「グリルサンドメーカー ダブル」を箱から取り出して、ダイニングテーブルの上へ。ポンッと置くだけで絵になる、どこか愛らしさも感じるデザインは、見ているだけでワクワクしてきます。
カラーバリエーションには「レッド」と「グレージュ」の2色がありますが、ここでは空間がパッと華やぐ真っ赤な「レッド」を選択。「そうそう、キッチン家電は、料理したくなるようなデザインじゃなくちゃ」と、思わず笑みがこぼれます。
デザイン面で特に気に入ったのは、前面に搭載された温度と電源タイマーを調節するゴールド色のダイヤル。デジタル液晶などではなく、あえてアナログダイヤルを採用するところに、デザイン性に定評のあるBRUNOらしさを感じます。レトロモダンと表現したくなるような、親しみやすく、洗練されたボディです。
BRUNOの「グリルサンドメーカー」には、ホットサンドが1つ焼けるシングルサイズのモデルも用意されていますが、ダブルサイズになった本機のメリットは、一度にホットサンドを2つ作れるだけでなく、温度調節つまみを備え、食材やレシピに合わせて加熱温度を調節できること。また、グリルプレートが同梱されているのもダブルサイズならではの利点で、肉や魚、野菜、焼きおにぎりなどを挟んで焼くこともできます。
早速オープン! とハンドルを上にあげようとしますが、「あれ……? 開かない」。手前中央にあるロックレバーを軽く持ち上げながら引き上げると、ロックが解除され、フタが開きました
ホットサンドプレートには、ヨーロッパの焼き菓子をイメージした模様が刻まれており、焼き上がったパンにおしゃれな模様が付きます。見た目にも華やかな、SNS映えする仕上がりが期待できそうです
ダブルサイズモデルだけに付属するグリルプレート。プレートは着脱式で、水洗いが可能。焦げ付きや油汚れも簡単に落とせるため、清潔に使用できます
では、ホットサンドを実際に作ってみましょう。
ホットサンドのよいところは、何と言っても、調理が簡単なこと。メーカーが推奨する8枚切りの食パンを2枚並べ、マルゲリータピザ風のホットサンドをイメージして、上に生ハム、モッツァレラチーズ、トマト、バジルを重ね、食パンを乗せてみました。フタを閉じてアナログダイヤルを回し、加熱温度と電源タイマーをセットすればOKです。
ちなみに、ホットサンドメーカーのなかには、食パンの耳を切らなければならない製品もあります。しかしそうなると、切った耳を廃棄したり、パン耳ラスクなどを作ったりと、少し手間が増えてしまいます。その点、「グリルサンドメーカー ダブル」は、食パンの耳を切らずにそのまま焼けるので、手間がかかりません。ちょっとした部分かもしれませんが、このひと手間がないのはありがたい限りです。
食パン2枚がぴったり収まるサイズ感で、耳を切らずにそのまま焼けるのがうれしいポイント。具材を重ね、食パンを乗せたら準備完了です
アナログダイヤルを回して、加熱温度を最も高い「HI」(LOW 約120度/MED 約185度/HI 約215度)に、電源タイマーは5分に設定しました。加熱中はプレートや本体全体が高温になるので、子どもが触らないように注意しましょう
設定した5分が経過しましたが、ほんの少し焼きが足りません。3分追加で加熱してフタを開けると、こんがりとキツネ色の焼き目が付いた、おいしそうなホットサンドが出来上がりました!
カットした断面が食欲をそそります。いつものトーストとは贅沢感が違います
パンの耳は、サクッとした食感。中までしっかり火が通っていて、とろ〜り伸びるモッツァレラチーズと、トマトの酸味、生ハムの塩気が絶妙なバランスです。拍子抜けするほど簡単に、おしゃれなホットサンドが出来上がりました。
特に使いづらさを感じる場面はありませんでしたが、あえて言うなら、具材のボリューム(厚さ)と加熱温度・時間のバランスをつかむのに、ある程度の慣れが必要なことくらいでしょうか。
とはいえ、具材が多すぎて失敗しても、それもまた料理の楽しさ。試行錯誤しながら使いこなしていくことで、愛着も湧くものです。
プレートを付属のグリルプレートに付け替え、約3cmの厚切りのバラ肉をグリルしてみることに。付け合わせのナスとパプリカも添えてみました。
加熱温度を「HI」に設定し、約12分焼いてみたところ、しっかりと焼き目が付き、仕上がりは下の写真のように本格的なもの。付け合わせのナスとパプリカもちょうどよい塩梅に焼き上がりました。余分な油が落ちることで、ヘルシーに食べられることがわかったのもうれしい発見です。
使い始めは、「HI」で焼くと具材が焦げてしまうのでは? と不安を覚えましたが、いくつかのメニューを調理してみて感じたのは、基本的に温度設定は「HI」にしておけば問題ない、ということ。厚みのある肉をじっくりと中まで火を通す場合など、低温・低速調理が推奨されるもの以外は、設定温度を下げると焼き上がりまでの時間が長くなりすぎ、待ちきれなくなるように感じました。
グリルプレートに付け替え、厚切り豚バラ肉と付け合わせの野菜をセット。「HI」で約12分加熱します
手軽なのに、仕上がりは本格的。余分な油も抜け落ちているので、ヘルシーに食べられるのもありがたいポイントです
グリルプレートの後ろ側には油排出部分があるので、グリルプレートを使う際にはホットサンドメーカー本体の油受けトレイを引き出しておく必要があります。油受けトレイを収納したまま焼いてしまうと、焼いて出た脂がテーブルに直接落ちてしまうので、注意しましょう
「グリルサンドメーカー ダブル」があれば、週末の朝食を調理の過程から楽しめるうえ、特別な日のメニューも自宅で簡単に用意できます。時にはスイーツ系にするなど、ホットサンドの具材を変えれば、飽きる心配もなし!
「さてさて、今日はどんなホットサンドを作ろうかな?」と、ウキウキしながら、週末、ベッドから起き上がるようになりました。
お手入れについても特に気になるところはありませんでした。使い終わったプレートは、本体から取り外してジャブジャブ水洗いできるので、焦げ付きや汚れをきれいに洗い落とせます。水洗いが必要なパーツがプレートだけというのも、うれしいポイントです。
また、電源コードを底面に巻きつけられるほか、本体を立てて収納できるので、キッチンや食器棚で保管するときも場所を取りません。もちろん、これだけおしゃれなデザインなら、インテリアのひとつとして、キッチンの一角にそのまま置いておくのもいいでしょう。
使い終わったプレートは取り外して、水洗い。焦げ付きや油汚れがするすると流れ落ちるので、お手入れが苦になりません
感心したのは、電源コードを本体底面に巻きつけて、すっきりと収納できること。細かい部分までこだわり抜いた、ユーザー目線の作り込みがなされています
立てて収納することもでき、キッチンや棚のちょっとしたスペースにすっきりと収まります。とはいえ、せっかくデザインが素敵なので、わが家ではあえて棚にしまわず、そのまま横置きで「見せる収納」としています
驚くほど簡単に、ホットサンドやグリルメニューを調理できること。「グリルサンドメーカー ダブル」の利点は、言うまでもなくこの点にあります。しかし、筆者が感じる真の価値は、週末、目覚めた瞬間からウキウキできることにあります。
おしゃれなツールで、おしゃれなカフェで出てきそうな、おしゃれな朝食メニューのホットサンドを作る。週末の朝にそんな楽しみが待っていると思うだけで、気分が普段よりも晴れやかになりました。
もちろん、キッチンで別のメニューを作りながら、時間のかかるグリル系メニューを任せるなど、並行調理で時短できる実用的な利点もあるので、使い方は人それぞれです。
「次は、何を作ろう?」――メニューを考えている時間からワクワク感という彩りをプラスしてくれるキッチン家電として、「グリルサンドメーカー ダブル」をぜひチェックしてみてください。