もち米を浸してつくまで全部できるから約2時間で餅が完成

コンパクトな餅つき機「ミニもっち」で作ったお餅の“こし”がスゴい!

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実家に居た頃は、この時期になると餅つきをして鏡餅を準備し、元旦にはお雑煮、それ以降も焼餅を食べたりと餅三昧のお正月を過ごしていた筆者。そのためか、12月半ばを過ぎると餅が恋しくなってきます。手っ取り早くパック餅を買ってもいいのですが、つきたての餅っておいしいんですよね。そこで、エムケー精工の餅つき機「ミニもっち RM-05MN」(以下、ミニもっち)で餅つきをしてみることにしました。

餅をついてみよう!

一般的な餅つき機同様に、ミニもっちももち米を「蒸す」から「つく」まで行えます。蒸し工程はとくにこだわっており、蒸気を上から噴出してもち米を蒸し、水気を下へと排出する「上蒸し式」を採用。余分な水分がカットできるため、こしの強い餅ができるそう。さらに、もち米の浸しが時短でできる運転も搭載。もち米は通常6〜12時間浸水させねばなりませんが、ミニもっちの浸し運転を利用すれば1時間で完了するので手間は大幅に軽減されます。さっそく、構造をチェックするとともに餅作りを進めてみましょう。

サイズは31(幅)×28(高さ)×23(奥行)cmで、一度に作れる餅の容量はもち米3〜5合。コンパクトさも魅力です

運転コースは「むす」「つく・こねる」「ひたす」の3つ。実行したいコースのキーを押して運転を始めます

運転コースは「むす」「つく・こねる」「ひたす」の3つ。実行したいコースのキーを押して運転を始めます

もち米を浸すための「ひたし容器」(左)と「ねり容器」が付属。ねり容器は、ミニもっちを使う際にいつもセットします

最初に行うのは、もち米を水に浸す工程からです。時短でできるならばそのほうがありがたいので、ミニもっちの「ひたす」運転を利用しましょう。

研いだもち米をひたし容器に入れ、水を注ぎます。今回は3合のもち米を使いました

余分な水分を溜めるための「水受け」とねり容器を本体にセット

ねり容器を取り付けた本体に、蓋をしたひたし容器を入れます

「つく・こねる」以外の運転では、運転前にボイラーに水を注がねばなりません。もち米の量ではなく、運転コースにより水量が決まっているので、「ひたす」では150の目盛りまで水を入れました

「ひたす」キーを押して約60分後、浸水完了

「ひたす」キーを押して約60分後、浸水完了

浸し終わったもち米はざるに移して、約15分水切りします

浸し終わったもち米はざるに移して、約15分水切りします

水受けにはたっぷりと水が溜まってしまうので、「ひたす」運転後には必ず捨ててください

もち米の準備が完了したので、蒸す工程へと移ります。

蒸した後、続けて餅つきまで行うため、水受けとねり容器、そして羽根をセット

水切りしたもち米をねり容器に入れます

ボイラーに水を入れ(250の目盛りまで)、「むす」キーを押して運転スタート

ボイラーに水を入れ(250の目盛りまで)、「むす」キーを押して運転スタート

約30分後、もち米が蒸しあがりました

約30分後、もち米が蒸しあがりました

いよいよ最終段階の餅つきです。準備は完了しているので、「つく・こねる」キーを押すだけでOK。水を加えたり、本体の蓋の開閉で仕上がる餅のやわらかさを変えられますが、今回は取扱説明書にあるスタンダードなつき方にトライ! ちなみに、やわらかめの餅にしたい場合は、つき始めてから4〜5分後に少しずつ水を餅にふりかけ、つきあがる3〜5分前に本体の蓋を閉めます。逆にかためにしたい時は、最初にもち米をほぐしてからつくといいそう。

本体の蓋を開けたまま「つく・こねる」キーを押します

本体の蓋を開けたまま「つく・こねる」キーを押します

運転開始から1分ほどで餅の状態になりました(下の動画参照)。つく時の運転音を心配していたのですが、近くの席で食器をテーブルに置いたり、ビニール袋をガサガサしている音のほうが気になるほどだったで、ミニもっちは実生活で使ってもテレビ視聴や会話のじゃまになることはなさそうです。

「つく・こねる」は最大20分運転できますが、8分、12分、15分のタイミングでブザーが鳴ります。好みのつき具合でストップしましょう。今回は12分間ついてみました

つきあがった餅は、片栗粉をふった付属のトレイに取り出します。一緒に出てきた羽根は、取り除けばOK

つきあがった餅は、片栗粉をふった付属のトレイに取り出します。一緒に出てきた羽根は、取り除けばOK

触ってみると、予想以上に弾力があります。耳たぶぐらいのやわらかさでしょうか。それでいて伸びは写真のとおり!

きな粉をかけて食べたり、おしるこにしてもよし! 価格.comマガジン編集部の餅好きなスタッフに試食してもらったところ、「つき具合が絶妙なので、何もつけずに食べてもおいしい」と高評価

自分で大福を作れば、あんこの量も自由。市販されている大福とは比べ物にならないぐらいたっぷり入れてみました。この頃には餅はけっこう冷めていたのですが、まだまだ伸びます!

蒸しあがったもち米をつく前に、よもぎを投入すればよもぎ餅も作れます。同梱されているレシピには生葉を使うように記されていましたが準備できなかったので、パウダーを利用してみることに。

よもぎパウダーを入れるだけでなく、「つく・こねる」運転の途中で水を加えてやわらかさも変えてみました。といっても、片手で水をすくい5回ほどふりかけた程度です

上で行ったつき方よりも水分が多いためか、伸びがよくなったような気がします。しかし、ベタついたり水っぽくはなっていません

よもぎ餅にすると、あんこやきな粉をかけただけでも見栄えがよくなりました。来客のおもてなしにもイケそう

よもぎ餅にすると、あんこやきな粉をかけただけでも見栄えがよくなりました。来客のおもてなしにもイケそう

餅つき以外にも使える!

餅好きで年中餅を作る人なら気にならないことかもしれませんが、正月や気が向いた時ぐらいにしか餅を食べないという場合、餅つき機を買うのは躊躇します。しかし、ご安心を! ミニもっちは各コースが独立しているので、蒸すだけ、こねるだけといった使い方も可能。たとえば、「むす」運転では茶碗蒸しやプリン、蒸し野菜を作ったり、「つく・こねる」運転を利用すれば、麺やパン生地作りもできます。今回は「むす」運転で、餅つきで余ってしまったもち米を活用したおこわを作ってみました。

もち米を浸すところまでは、餅つき同様に実行。「つく」工程は不要なため、羽根はセットせずにねり容器にもち米と具材を入れます。ムラなく味が米に浸透するように、もち米と具材は混ぜておきましょう

ボイラーに水を注ぎ、「むす」キーを押して約30分後、おこわ完成。米粒がふっくらしており、味もしっかりしみています。何より歯ごたえがバツグンで、試食してくれた人みんなから「蒸し具合が最高」とほめられました

同じ「むす」運転でも、蒸し野菜を作る際には付属の「むし台」を使います。一度に蒸せる量は、じゃがいもなら3個、ブロッコリーは1房、とうもろこしは1本と少なめ。今回は、むし台を利用してできるゆで卵に挑戦してみました。

水受けとねり容器を取り付けた本体にむし台をセットし、卵を置きます

200の目盛りまでボイラーに水を注ぎ、約25分蒸します。ちなみに、とうもろこし1本を蒸す場合は約30分となり、水は250の目盛りまで投入。ミニもっちには運転時間の設定をする機能はなく、各コースにあらかじめ運転時間が設定されていますが、水の量で若干時間を調整できるようです

約25分の蒸し時間は長いなーと思っていたとおり、卵は固ゆでになりました。でも、パサパサとはしておらず、上々の仕上がり。ある程度運転時間が決まっているため、半熟に作るのはむずかしそう

まとめ

餅つき機は過去に使ったことがあったので仕上がりはある程度予想していたのですが、ミニもっちで作った餅は弾力がまったく違いました。つきあがりの時点で、餅の表面に余分な水分がないためベタッとしておらず硬めに見えたものの、こしがしっかりとしているだけでやわらかさは健在。「このこしの強さでこんなに伸びる!?」とおどろいたほどです。これが、こだわりの「上蒸し式」の効果なのかもしれません。現に、同じ方式で蒸す“おこわ”を作った際にも、食感が最高でした。そんな餅が約2時間で作れてしまうのは、もうひとつの利点です。浸し運転が搭載されていない餅つき機もありますが、あるほうが便利! もち米を入れて全自動で仕上げまではできませんが、それほど手間には感じません(水受けに溜まった水を都度捨てるのは忘れてしまいそうでしたが……)。もしかすると、1工程ずつ適した水気コントロールを行うために全自動にはしかなったのかも!? と思うほど、つきあがった餅のこしが気に入っています。

餅つき機は後片付けが厄介ですよね。ミニもっちもその手間はありますが、羽根にくっついた餅は少しお湯につけておけばスルりと剥がすことができました。比較的、落としやすい印象です

中村 真由美(編集部)

中村 真由美(編集部)

モノ雑誌の白物家電の編集者として6年間従事した後、価格.comマガジンで同ジャンルを主に担当。アウトドアからオタク系まで意外と幅広くイケちゃいマス。

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2017.10.20 更新
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