レビュー

自動調理で超時短!人気の「Cook4me(クックフォーミー)」で1週間のお弁当を作ってみた

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【3日目】「真だらの洋風煮込み」と「かぼちゃのそぼろ煮」のお弁当

お肉の主菜が続いたので、続いてはお魚のおかずを作ってみることにしました。「真だらの洋風煮込み」と「かぼちゃのそぼろ煮」です。「真だらの洋風煮込み」は、じゃがいもと一緒に煮たのですが、真だらもじゃがいもも、まったく煮崩れしなかったのはうれしい。

そして、今回の一連のお弁当作りにおいて、筆者が最も感動したのが「かぼちゃのそぼろ煮」。なんと、たった「1分」でかぼちゃに火が通って、ほっくほくの煮物ができたのです!クックフォーミーがあれば、硬いかぼちゃすら面倒くさい食材ではなくなります。

「真だらの洋風煮込み」は、じゃがいもやしめじと一緒に煮るので、とてもボリューム感のあるおかずに。野菜ジュースを使う簡単なレシピで作りやすい。調理時間は、余熱なども含めてトータル15分程度。真だらやじゃがいもが煮崩れしていないのがポイントです

そして今回、筆者を最も感動させたレシピがこちら! 「かぼちゃのそぼろ煮」です。かぼちゃが煮えるまでの時間はたったの1分! 普段、火を通すのに苦労するかぼちゃ料理が、こんなに時短で作れるなんてすごすぎる

見てください、このほくほく感!「1分で煮えたぞー!」と勝ちどきを上げたくなるレベル

見てください、このほくほく感!「1分で煮えたぞー!」と勝ちどきを上げたくなるレベル

お弁当にもぴったり。両方とも煮込み料理ですが、和風と洋風で味付けを変えることで、彩りはもちろん味にもバリエーションを出すことができました。お弁当用に冷ましておくことで、真だらにもかぼちゃにもしっかり味が染み込みます。おかずの味が濃いので、ご飯は白飯にさっぱり梅干で

【4日目】「鶏肉の蒸し煮 エスニック風」と「かぼちゃサラダ」のお弁当

さて、2日目のお弁当に使った手羽先があまっていたので、趣向を変えて「エスニック風の蒸し煮」を作ってみることにしました。ナンプラーを使ったアジア風の味付けです。普段こんな料理はしないのですが、クックフォーミーがあることで、作る気が起きるからすごい。付け合わせは、かぼちゃのサラダ。前日の「かぼちゃのそぼろ煮」をつぶして、マヨネーズとあえて甘味のあるサラダにアップデートしたものです。

キャベツのざく切りと鶏肉を、しょう油、ナンプラー、水、砂糖と一緒に鍋に入れるだけでできちゃう「鶏肉の蒸し煮 エスニック風」。このレシピなら、大量のキャベツをおいしく摂れて健康的。調理時間はトータルで15分程度。お肉にもしっかり火が通っています

そのままでも十分おいしいのですが、「お弁当用にはもう少し味をキツくしたほうがよいかな?」という感じ。そこで、自宅に買ってあった「カップヌードル トムヤムクン味」に付いているトムヤムペーストをかけて辛口にアレンジしたらピリ辛でイイ感じに! 保存するときにライムの輪切りを入れておけば、お肉に柑橘の香りが付いてエスニック感が増します。市販のパクチーパウダーをかけて手軽にアジアの味に

というわけで4日目のお弁当がこちら。付け合わせは、前日の「かぼちゃのそぼろ煮」をマヨネーズであえたサラダ。このサラダに甘味があるので、辛口の手羽先の口直しにちょうどイイ感じになりました。お肉の下には、一緒に煮た大量のキャベツを敷きつめています。すりゴマをふると、汁気を吸ってくれて汁漏れしづらくなるのでオススメ

【5日目】「カレーピラフ」と「水菜のサラダ」のお弁当

クックフォーミーは、おかずだけでなくご飯を炊くこともできます。そこで、ラストはカレーピラフに挑戦してみました。余熱の時間や、具材を切る・炒める時間を含めると、できあがりまでにはトータル30分くらい。それでも、生米から本格的なピラフをこんなに時短で作れるなんて画期的! 付け合わせは、今回も使いまわしレシピで、前日のエスニック風手羽先をほぐし、水菜とあえてさっぱりしたサラダにしてみました。

ついにお米の調理に手を出してみました。カレー粉のほか、手羽先、マッシュルーム、トマト缶など、これまで使ってきた具材のあまりを一気に入れてカレーピラフにしちゃいます

最後に10分間蒸らします。保温時間がディスプレイに表示されるので、何分間蒸らしているかわかりやすいのが地味に便利。その後フタを開けた瞬間、スパイシーな香りが部屋中にあふれました

お米も潰れることなく、ふんわりおいしいピラフが完成! なお、内蔵レシピではトマトピューレを使っているところを、筆者はあまっていたトマト缶&トマトジュースで作ったので、水の量をやや少なくしています。何となくの目安でそういう臨機応変な料理をしても、まったく失敗しないのがイイ

カレーピラフ弁当の完成です! 主役はご飯ですが、副菜もこれまでの具材を総決算。4日目のお弁当に入れた手羽先のエスニック風蒸し煮をほぐして、水菜と軽くあえたさっぱりサラダ。そのほか、「真だらの洋風煮込み」の具のじゃがいもとしめじも、あまっていたので一緒に入れちゃってます

本体のお手入れは、しやすいor大変?

最後に、本体のお手入れについて。序盤でお伝えした通り、内ブタなどに細かいパーツが多いので、それを1つひとつ分解して洗う必要があります。このあたり、人によっては面倒くささを感じる部分ですよね。しかし、本製品の内鍋は「セラミックコーティング」されており、調理後の焦げ付きやこびり付きがまったくないので、何を作ってもスルッと洗えて助かりました。

普通の圧力鍋や蒸し器はサイズも大きくて重いですし、3パーツくらいの鍋をガッツリ洗わないといけませんよね? それに比べたら、10合炊けるサイズの内鍋に、蒸しカゴ、フタ、小さなパーツを洗って済むクックフォーミーのほうが楽に感じる人もいると思います。

内ブタに小さなパーツが多いので、細かいものを洗うのが面倒な人にはやや大変かも?

内ブタに小さなパーツが多いので、細かいものを洗うのが面倒な人にはやや大変かも?

鍋の内側は焦げ付かない「セラミックコーティング」で、何を作ってもスルッと洗えました。ある意味これが一番ありがたかったポイントかも

まとめ。“目分量のアバウト調理”もOK! ズボラでも失敗しない

料理って、慣れている人ほど材料をちゃんと計らずに、経験から来る目分量でやっちゃいませんか? 本当はちゃんと計るに越したことはないのですが、忙しいとその手間すら面倒なもの。筆者がクックフォーミーを使った限り、「大さじ1杯って大体これくらいだよね」「白ダシないからコンソメ入れちゃえ」といったような臨機応変な作り方をしても、問題なしでした。まるで失敗しません。

そんな“アバウトさ”への対応力も含め、たくさんのおかずを短い時間で作れるので、仕事と家事を両立している忙しいお母さんなんかには特にピッタリな製品だと思います。

筆者個人的には、面倒くさくて普段作らないようなおかずを、クックフォーミーで手軽に作れてレパートリーが増えて満足。忙しい平日でも苦にならず凝った料理ができる、クックフォーミーのおかげで充実のお弁当ライフが実現できました。

おまけ。クックフォーミーでたくさん作り置きしたおかずを、冷凍・冷蔵保存して夕食メニューに使いまわすのもアリ。1日目のおかず「若鶏のバスク風煮込み」のあまりを、納豆と混ぜてご飯にかけたら超絶美味でした(トマトと納豆は合います! 栄養面でも相性がイイらしい)。蒸し野菜は酢+砂糖と混ぜてマリネ風に

杉浦みな子
Writer
杉浦みな子
1983年生まれ・たまに絵も描くライター。価格.comマガジン編集部やオーディオ・ビジュアル専門サイトの編集/記者/ライター職を経て、2023年に独立。コンシューマーエレクトロニクスから「ムー」までを網羅し、各種媒体でAV機器・家電のレビューやオカルト映画のコラムを執筆中。読書と音楽&映画鑑賞が好きで、自称:事件ルポ評論家のオタク系ミーハーです。
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