筆者は、家系ラーメンでは「(麺は)硬め」、「(スープは)濃いめ」、「(脂は)多め」。唐揚げにはマヨネーズをつけてかぶりつく。そんな食生活が大好きです。
今回はそんなこってりした料理が大好きな方向けに、家庭で使える有能な調味料をご紹介させてください。それがこちら、エバラの「豚背脂 こく粒」。
字体が物々しい
写真右下に容量が記載されていますが、一袋で800g。もはや業務用食材レベル…。
こちら、商品名のとおり背脂なのですが、原材料を確認するとネギとショウガも入っているもよう。脂だけでなく、香りづけもされている逸品なんです。つまりこれを料理に入れるだけで、味付けもできてこってりにもなっちゃうというスーパー調味料。
ネギとショウガがもともと入っています
いよいよ中身をお見せしましょう。
保存状態にもよりますが、白く固まった背脂がニュルッと出てきます。こってり系が大好きな筆者でも、さすがに二の足を踏むビジュアル…加齢のせいだろうか。
ニュルルル〜
冬なので、スプーンでつぶれるくらいの硬さです。夏場だともっと柔らかくなるはず。ちなみに、開封前は常温でOKですが、一度開けたら冷蔵庫で保存するのがベター。
冷蔵庫に入れていても混ぜることはできる硬さ
指で触るくらいの熱で溶け、透明な脂になります。熱するとほんのりネギやショウガの香りが漂います。
熱ですぐ溶けます。熱しすぎてネギやショウガが焦げるのには気を付けましょう
即席ラーメン(ラ王)に背脂を入れて比較してみました。
一方は背脂入りで、もう一方はそのまま
もうすでにスープの色が違う
こちらはノーマルバージョン。醤油の色が濃い
背脂を入れたバージョン。家系ラーメンのスープのような色に
スープに背脂が溶け込んだこの色。そして表面にうっすらと浮かぶ脂の粒と膜。これはおいしさの象徴といっても過言ではないと思います。ただ脂ぎっているわけでなく、ネギとショウガによってパンチもきいていて、プチ家系といったところだろう。
そのままでももちろんおいしいんですが、背脂を入れると口に入れた後の、鼻から抜ける香りが違う。味に深みが加わっているのがよくわかります。これがいわゆるコクというやつですね…。
スープの色も異なっており、背脂を入れたほうはガツンとくる感じ。コッテリ好きの人には絶対オススメしたい。スプーン1杯程度でこれほどコクが生まれるとは、まさに万能調味料です…。
ラーメン以外に背脂がよく似合う料理を(奥さんが)思案した結果、野菜炒めや餃子にもぴったりということがわかりました。
野菜炒めにもぐっとコクが増します
いつもの餃子レシピに背脂をinするだけで
まるでプロが作ったような味に!
コッテリを究めたい方に対してだけの情報になりますが、脂を多めにして料理するときは少しだけ味を強め(とくに塩分を多め)にすることをおススメします。よりパンチのある味になり、コクが際立ちます。これまで以上にご飯が進むはず。
※ただし、くれぐれも健康にはご留意を…
背脂を使って(奥さんが)料理をし、(自分が)食べてきましたが、結論としていえることは、エバラ「豚背脂 こく粒」は万能調味料、ということです。
こってり好きならぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。