アルコール飲料はなんでもいただく筆者ですが、ワインは種類が多いこともあってあまり詳しくありません。そのため、購入するワインを選ぶ基準は、1.有名な銘柄、2.専門店のおすすめ、3.ラベルを見た時の直感、4.ウケ狙い、の4パターンがあります。今回ご紹介する「オロヤ 寿司ワイン」は、「4.ウケ狙い」と、「3.ラベルを見た時の直感」の半々でした。
普段みているワインとは違う、シンプルで個性的なラベルデザイン、「寿司」というインパクトのある文字が気になって、ついつい購入してしまいました。「寿司」という名前が付いておりますが、スペイン産のワインで日本のワインではありません。販売している国分株式会社のホームページによれば、ネタ・酢飯・わさび・醤油など寿司の様々な味覚に合うよう、バランスよく作れているとのことです。
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スペイン産ではありますが、寿司はもちろん和食に合うようにと日本人醸造家が作ったそうです |
さっそく寿司をつまみにいただいてみましょう。淡いレモン色の液体で、口にふくむとフルーティな香りがひろがります。やや辛口の味わいで、口当たりは軽くさわやかでキレのよさが印象的です。白身や貝類はもちろん、マグロの赤身やサーモンなどいろんな寿司ネタに合いそうです。
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口当たりがいいので、和食との相性はよさそうです。寿司以外にも刺身やてんぷらでもいけそうです |
なお、「オロヤ」とはスペイン語で、川の岸から対岸へ物品を運ぶ“かご”のことを言います。文化継承の橋渡しになるようにとの願いが込められているそうです。