いいモノ調査隊
日本人の口に合うように研究を重ね誕生したワインがあるんです

「太陽のワイン」は実在した。これを飲まずにワインを語るなかれ

料理のお供としてしっかりと定着した感のあるワイン。今では世界各地のワインが日本で飲めるようになりましたし、国内でも上質なワインが醸造されています。そんな中、日本で1907年に登場し、100年以上の歴史を持つ偉大なワインをご存じですか? 総合酒造メーカーとして知られるサントリーの酒造りの原点ともいわれる逸品が今回ご紹介するいいモノです。

赤玉スイートワイン

ラベルのデザインは時代によって異なりますが、太陽をあらわす赤い玉は変わりません

今回ご紹介するのは、「赤玉スイートワイン」。筆者もそうですが、年配の方にはかつての「赤玉ポートワイン」の方がお馴染みかもしれません(1973年に名称変更)。明治の末期、鳥井信治郎(サントリーの創業者)は海外からワインを輸入販売していましたが、国内での評価があまりかんばしくありませんでした。当時まだワインに馴染みのない日本人の口にあったものを造ろうと研究を重ねた結果、誕生したのが「赤玉ポートワイン」。ほんのり甘くてフルーティーな味わいが特長で、発売当時は米4升(約6キロ)と同じ価格と非常に高価であったにも関わらず、新聞広告や斬新なノベルティグッズなど、ユニークな販売促進活動もあって、一躍人気商品となりました。なかでも、6日間かけて撮影された日本初のヌードポスターは世間の注目を集めました。

口当たりがよいといっても、アルコール度数は14%あります。飲みすぎにはご注意を

口当たりがよいといっても、アルコール度数は14%あります。飲みすぎにはご注意を

実は筆者も数年ぶりに味わいます

実は筆者も数年ぶりに味わいます

一般的なワインと比べると甘みはありますが、決していやみな味ではありません。口当たりよく、筆者にはかえって飲みやすいです。筆者的にはストレートよりも氷を入れて飲むほうが好みで、ジュースや炭酸、スパークリングワインで割っても美味しくなりますよ♪

ちなみに、NHK連続テレビ小説『マッサン』に登場する「太陽ワイン」は「赤玉ポートワイン」がモデル。サントリー繁栄の土台を作ったともいえるこの商品、ぜひ一度ご賞味あれ。

わたる

わたる

主に東京の湾岸エリアに生息しているが、中国、タイ、インドネシアなどでの発見情報もあり、その実態は定かではない。仲間うちでは「おっちゃん」と呼ばれることも。

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