もうすぐハロウィン!
いつの間にやら、ハロウィンといえばコスプレをするものというイメージが定着しています。今年もコスプレをして街やイベントに繰り出そうと考えている人も多いんじゃないでしょうか?
ハロウィン・コスプレの定番といえば、やはりゾンビあたりでしょう。
ちょいと顔を青く塗って、血でもたらしておけばオッケーだから、コスプレするのも簡単ですしね。
しかし、今年はもうちょっと手間をかけて、ワンランク上のゾンビ・コスプレを目指してみませんか?
※今回の記事は、一部グロい写真も含まれていますので、苦手な人はご注意を!
……というわけで、用意した特殊メイクキット!
ハリウッド映画やドラマでも使われている本格的な特殊メイク道具……ということらしいですが(商品説明に書いてあるものの、ホントかどうかは知りません)、簡単に使えるものなんでしょうか?
用意した道具はこんな感じ。
「WOOCHIE FX Blood 1oz(血糊の特殊メイク【血のり鮮血タイプ 1oz】)」
「フレッシュラテックス」
体に塗って乾かすと透明になり、皮膚っぽくなる液体らしいです。
傷のラバーパーツ
この段階ですでにエグイ見た目ですが、体に貼り付けると傷に見える「ラバーパーツ」です。
「接着剤&リムーバーセット(スピリッツガム&リムーバー)」
こんな道具を使って、特殊メイクに挑戦してみたいと思います。
まずは一番簡単そうな、「フレッシュラテックス」を使用した「傷」を作ってみましょう。
腕などに「フレッシュラテックス」をチョロッとたらして
薄くのばします
そこから15分程度乾かすと……透明になった!
「フレッシュラテックス」で作ったニセの皮膚部分を爪などでひっかくと、こんな感じに皮膚が裂けたような見た目になります
ここに「血のり」を塗っていきましょう
綿棒などで「血のり」を塗りたくると……おっ、ちょっと痛々しい感じに
さらに「スティップルスポンジ」という、目の粗いスポンジで「血のり」をこすると、血しぶき感を表現できるそうです
意外とカンタンに、それっぽい「傷」が作れました
間近で見ちゃうと「フレッシュラテックス」部分のテカり具合などで、作り物だというのがバレバレですが、遠目から見たらかなりドキッとさせられそうな傷ですよ。
「血のり」が垂れたりしたら、ますますそれっぽさアップ!
衣装と組み合わせれば、これだけでもクオリティが上がりそうですよ。
続いて中〜上級編。
「ラバーパーツ」を利用した傷を作ってみましょう。うまくいけば、さらにエグイ傷が作れるハズなんですが……。
これは、折れた骨が飛び出しちゃってる様子を表現したパーツ
裏に接着剤を塗って、体に貼り付けるわけですが……
うーん……
肌の色が全然違うね
ハロウィンの本場(?)アメリカ製の特殊メイクキットだけに、白人が使用することを想定した色になっているっぽいですね。地黒なボクの肌だと、全然色が合いません。
これじゃさすがに作り物感あり過ぎ。
……ということで、色白なイメージのある、価格.comマガジン編集部のしえる嬢に肌を貸してもらうことに
あれっ、しえるさん。日焼けした!?
アナタのパリピ・エピソードは知らないですよ
想定外の日焼けで、ラバーパーツと肌の色が合わなくなってしまいましたが、こんなこともあろうかと、追加でメイク道具を用意しておいたんです!
「クリームメイクアップ」……要はドーランですな
コレを使ってラバーパーツと肌の間の色をなじませれば、自然に見えるようになるハズです。
まずは貼り付けたラバーパーツの境界部分に「フレッシュラテックス」を塗って、段差を埋めます
顔のほうもこんな感じで
「フレッシュラテックス」が乾いたら、ラバーパーツと肌の色の中間くらいの色を作るイメージで、2色くらいの「クリームメイクアップ」を混ぜながらペタペタ塗っていきます。思ったよりも暗めの色を使うほうがなじみますよ。
ウワーッ、キモイ!
このままだと、まだ傷口が乾いた感じに見えてしまうので、「血のり」を塗っていきますよ。
他人の傷口に変なクスリを塗り込んでいるような、複雑な気持ちに
最後に、先ほどの「スティップルスポンジ」で血しぶき感を出したら完成です
遠目で見たら、なかなかのグロさ
なかなかうまくいったんじゃないでしょうか?
夜道でこの人に会ったら泣くな……
さて、特殊メイクで楽しんだ後は、メイクを落とさなきゃならないわけですが、基本的に「血のり」や「クリームメイクアップ」は水洗いで落とせます。
「血のり」が衣服などについてしまった場合も、普通に洗濯をすれば落とせるようです(素材によっては落ちにくいこともあるそうなので注意を!)。
「フレッシュラテックス」や接着剤で貼り付けているラバーパーツなどは、接着部分に「リムーバー」を塗りながらはがすと外しやすいです。
こんな感じで
ペローン
ちなみに、自分の腕に接着剤で「ラバーパーツ」を貼り付けたときは、はがすときに「リムーバー」を使っても、腕の毛が巻き込まれてすんごく痛かったことをご報告しておきます。
ラバーパーツを貼り付ける部分は、あらかじめ毛をそっておいたほうがいいと思います!
ということで、初心者でもキットを使えば割と本格的な特殊メイクができました。色を合わせるために、別途ドーランを用意するのがミソですね。
このシリーズはバリエーションがいろいろあるので、お好みの傷でハロウィンを楽しんでみては?