小さい頃、玉ねぎを切ると涙が出てくるのが不思議で、痛いけど楽しくて、よく水泳用のゴーグルを使ってお手伝いしていました。ただ、やはり調理のたびに毎回涙が出てくるのはちょっと厄介。家の中とはいえゴーグルを付けるのもはばかられますし、どうしたものかと悩んでおりました。そんな調理のちょっとした不便を解消してくれる包丁がありました!
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秘密はこのくし形の刃にあり |
刃がくし形になっているため食材が抵抗なく切れ、そのおかげで涙を発生させる成分が発生しづらいという仕組みです。なるほど、シンプルな理由だけどありそうでなかった商品ですね。それだけではなく、トマトの皮など、つぶれやすいものもサクサク切ることができるとのことでさっそく実験してみました。
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サクサクサクサク…玉ねぎの丸みでも包丁はすべりません。玉ねぎ半分をみじん切りしましたがちょっとしみる程度で涙は出ませんでした! |
ただクシ刃なのでみじん切りのように細かくする時は、最後までスパッとは切りづらく、下でつながってしまうことが。
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切りづらいトマトに挑戦。包丁を直角におろすだけでつぶれることなく皮もキレイに切れました! 小気味いい切れ味です |
軽くて握りやすいのでお子さまのお料理デビューにもピッタリ。もうゴーグルなしでお手伝いしてもらえますね。これさえあれば、もう玉ねぎに泣かされることはありませんよ。
(回遊舎/永井志樹子)