いいモノ調査隊

気配り上手な食育包丁。子どもの「ウッカリ」をばっちりサポート

現在小学2年生の我が息子。最近、お手伝いブームが到来し、掃除機掛けやらお風呂掃除やらで大活躍です。そんなすっかり“お手伝いロボ”と化した息子が一番挑戦してみたいのが料理。とはいえ、今まで包丁を使ったことがなく、ワーキングマザーで仕事の合間に料理をサッサと終わらせたい筆者にとっては、お手伝いはうれしいものの、少々足手まとい。かと言って、つきっきりで教えるという時間もなかなか取れず。しかし、子どものせっかくのやる気を失わせてはいけないと思い、重い腰を上げてまずは子ども用の包丁探しから。そしていろいろと物色の上、購入したのがこちらの商品です。

ブリサボニータ こども包丁

刃の部分にかわいいイラストが入っており、見た目はままごと風ですが、実は有名な包丁メーカーによる本格派

商品名の“ブリサ・ボニータ”とはイタリア語で“かわいい風”の意味だそう。シリーズすべてに子どもらしいかわいいイラストが描かれているのが、まずはテンションが上がります。

とはいえ、商品自体は日本製。藤寅工業という刃物で有名な新潟県燕市にある「藤次郎」や「Torajiro」ブランドで知られる包丁専門メーカーが手掛ける“食育”をテーマにしたシリーズです。

メーカーの解説によると、子ども用包丁には刃が付いていないおままごと的なものも多いとのこと。しかし、これはむだに力を入れて食材を切らなければならず、逆に思わぬ事故やケガにつながるので危険と考えているそうです。確かに、これには筆者も同感。子ども向けでなくても、切れない包丁のほうが余計な力が入って、手が滑ったりしてヒヤッとした経験があります。それに気づいて以来、筆者も上質な包丁を使うようになりました。

同じ理由で、本製品はあえて一般の家庭用の切れ味のよいステンレスの刃を付けているとのこと。ただし、刃先の硬度は刃先が当たってもケガをしにくいようにやや柔らかいものを使用し、丸く加工がされています。

そのほか、刃がうっかり手に当たっても大丈夫なよう刃の後端にガードが設けてあります。1つのことに集中するとほかのことに注意散漫になりがちな子どものことをよく考えた仕様です。また、食材が当たる刃の部分にはリブと呼ばれる食材を離れやすくする加工がしてあります。切った後の食材が包丁にくっ付かないので、むだに刃に触れることを防ぐすぐれた仕様だと母親目線で非常に高く評価しています。

そんな訳で、我が家の小2男児もお料理デビュー。おままごとから一歩進んで、満足気にお手伝いに励んでくれています。

にんじんをザクザクとカット。握りやすく、刃のリブ加工により切った食材がすぐに離れるので、大人が使っても使いやすいです

にんじんをザクザクとカット。握りやすく、刃のリブ加工により切った食材がすぐに離れるので、大人が使っても使いやすいです

えみぞう
Writer
えみぞう
日々のムダをとにかく省くことに執念を燃やす母ライター。好きな言葉は「時短・節約・自作」。なのに非生産的な活動にも必死になることも多々。意外にアウトドア、国際派。
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