レビュー

中が見えて失敗知らず! ガラス製容器のノンフライヤーはハロウィンのお菓子作りにもぴったり

ハロウィンで思い浮かぶのは、クッキーやカップケーキなどたくさんのお菓子。出来合いのお菓子を買ってもいいですが、せっかくならお子さんと一緒にお菓子作りを楽しんでみてはいかがでしょうか?

ガラスで中が見える製品なら、お菓子が膨らむ、溶ける、色が変わる様子が視覚的に感じられるので、きっとお子さんの好奇心も刺激されるのでは? とはいえ、オーブンだと中が薄暗くてよく見えなかったり、ライトが赤褐色で色の変化がわかりにくいことも。そこでおすすめなのが、ガラスコンテナタイプのノンフライヤーです。

ガラス製のコンテナを採用した「Ninja Crispi FN100J」。食材の変化がよくわかります

ガラス製のコンテナを採用した「Ninja Crispi FN100J」。食材の変化がよくわかります

今回使用するのはNINJAのノンフライヤー「Ninja Crispi FN100J」です。付属のガラスコンテナに本体を蓋をするようにセットするタイプの製品で、ガラス越しに食材の様子を見ながら調理できるため、加熱しすぎで失敗する心配がありません。

さらに、お菓子が膨らんでいく様子や表面が溶けていく様子、加熱で色が変わる様子など、食材の変化を目で見て楽しめるので、お子さんと一緒にお菓子作りに取り組むにはぴったりの製品です。

使い方もシンプルで、ガラスコンテナにセットしたプレートの上に食材を乗せて、あとは本体をコンテナに被せてメニューを選ぶだけ。加熱時間の変更や調理の中断もできるので、迷うことはないはず。

なお、調理中や調理終了後すぐは本体やガラスコンテナが熱くなっています。さらに本体重量がそれなりにあるため、本体の取り外しや熱いコンテナの移動時は、ミトンを使用するなど気を付けて取り扱う必要があります。特にお子さんと一緒の時には細心の注意を払うようにしましょう。

「Ninja Crispi FN100J」の操作メニュー。カリッと香ばしく仕上げる「クリスプ」、ふっくら仕上げる「ベイク・ロースト」、温め直しをする「リクリスプ」の3つの調理モードと、「保温」機能を備えます。調理時間は1分単位で設定ができます

「Ninja Crispi FN100J」の操作メニュー。カリッと香ばしく仕上げる「クリスプ」、ふっくら仕上げる「ベイク・ロースト」、温め直しをする「リクリスプ」の3つの調理モードと、「保温」機能を備えます。調理時間は1分単位で設定ができます

プレートの四隅にゴム脚が付いており、ガラスコンテナの内側に押し込むようにしてセット。通常はプレートの上に食材を置くだけで調理できますが、レシピによってはオーブンペーパーを置く場合や、プレートを使わない場合もあります

プレートの四隅にゴム脚が付いており、ガラスコンテナの内側に押し込むようにしてセット。通常はプレートの上に食材を置くだけで調理できますが、レシピによってはオーブンペーパーを置く場合や、プレートを使わない場合もあります

調理中に「START」ボタンを押すか、途中で本体を持ち上げると調理が中断され、もう一度「START」ボタンを押すまでは再開されません。なおそのまま終了する場合は「START」ボタンを長押しします

調理中に「START」ボタンを押すか、途中で本体を持ち上げると調理が中断され、もう一度「START」ボタンを押すまでは再開されません。なおそのまま終了する場合は「START」ボタンを長押しします

初級編! マシュマロにガイコツペイント

最初はお手軽に、マシュマロとクラッカーを使ったお菓子を作ってみたいと思います。

大きめのマシュマロをハサミなどで縦に割って2つにしたら、長方形のクラッカーに乗せて、ぎゅっと密着させます(マシュマロの切断面は粘り気があるのでくっつきます)。そのまま「ベイク・ロースト」モードで4〜5分ほど焼いてみました。なお、マシュマロは軽いためノンフライヤー内部の熱風で転がりやすいのですが、この方法ならクラッカーの重さでそれを防げます。

2分ほど焼くと、だんだんとマシュマロが膨らんでくるので、ぷっくりと大きくなってくる様子をお子さんと楽しく見守りましょう。

注意点としては、マシュマロは焼きすぎて膨らみすぎてしまうと、取り出した時に一気にしぼんでいき、硬くてベタベタな状態になってしまいます。ある程度膨らんだ頃合いで終わらせるのが、美味しく食べるコツです。

ほどよく膨らんだら調理を停止します。お皿などに取り出し、市販のチョコペンでガイコツを描いて完成です

ほどよく膨らんだら調理を停止します。お皿などに取り出し、市販のチョコペンでガイコツを描いて完成です

2分ほど経つとマシュマロがだんだんと大きくなってきます。今回は4分間の加熱をしていますが、マシュマロの状態にあわせてもっと早めに切り上げるなどして調整しましょう

2分ほど経つとマシュマロがだんだんと大きくなってきます。今回は4分間の加熱をしていますが、マシュマロの状態にあわせてもっと早めに切り上げるなどして調整しましょう

目玉が飛び出すおばけ風ドーナツ

続いて、マシュマロと市販のドーナツを使って、目玉が飛び出すおばけ風ドーナツを作ってみます。

目玉に使うのは小さめのマシュマロ。ドーナツの穴に2つ並べて突っ込んで「ベイク・ロースト」モードで8分ほど焼いてみます。

溶けたマシュマロがプレートにくっついてしまうので、今回は縦横20センチ程度に切ったオーブンペーパーをひいて調理します。なおオーブンペーパーが熱風でめくれるのを防ぐため、重し代わりに輪切りのバナナを一緒に焼いていきます。

マシュマロが膨らむのと、ドーナツがこんがり焼ける様子にきっとワクワクするはず!

ドーナツの表面の砂糖が溶けてカリッとした焼き加減となり、美味しく仕上がります。マシュマロにチョコなどで黒目を入れて目玉もバッチリ。チョコペンでギザギザの口や牙を描いたりして飾り付ければモンスター感もアップ!

ドーナツの表面の砂糖が溶けてカリッとした焼き加減となり、美味しく仕上がります。マシュマロにチョコなどで黒目を入れて目玉もバッチリ。チョコペンでギザギザの口や牙を描いたりして飾り付ければモンスター感もアップ!

ドーナツ表面の砂糖が溶けて、ゆっくりと焼き色が変わっていきます。小さなマシュマロなので目玉の膨らみはそこまで大きくありませんが、焼き時間が長めなので焼き色がこんがりと付くはずです

ドーナツ表面の砂糖が溶けて、ゆっくりと焼き色が変わっていきます。小さなマシュマロなので目玉の膨らみはそこまで大きくありませんが、焼き時間が長めなので焼き色がこんがりと付くはずです

ハロウィンの定番! パイシートで作るミイラウインナー

甘いものが続いたので、今度はご飯にもなる一品「ミイラウインナー」を作ってみます。

市販の冷凍パイシートを5〜10ミリくらいの細切りにして、それをウインナーにぐるぐると巻いていきます。多少乱雑に重ねながら巻いていくとミイラ感が増します。

巻き終わった具材をプレートの上に並べて、「ベイク・ロースト」モードで15〜20分ほど焼いていきます。熱風が循環するので途中でひっくり返さずに全体がこんがり焼き上がりますが、気になる場合は途中で裏返してもよいでしょう。

なお加熱中、ウインナーの油などがプレートの下にほどよく落ちてくれるので、普通に焼くよりもヘルシーに仕上がるのもうれしいポイントです。

焼き上がったらスライスチーズと海苔で目を付けて、見た目もかわいいミイラウインナーのできあがりです。目の部分はケチャップなどでアレンジしても問題ありません!

焼き上がったらスライスチーズと海苔で目を付けて、見た目もかわいいミイラウインナーのできあがりです。目の部分はケチャップなどでアレンジしても問題ありません!

生のパイ生地を使っているので、しっかり目に焼いていきます。なおウインナーは加熱調理済みのものを使えば、多少焼きが甘くても大丈夫です。膨らんでいく様子を楽しみましょう

生のパイ生地を使っているので、しっかり目に焼いていきます。なおウインナーは加熱調理済みのものを使えば、多少焼きが甘くても大丈夫です。膨らんでいく様子を楽しみましょう

本格焼き菓子にも挑戦! マドレーヌ&クッキー

出来合いのお菓子を使うだけでは物足りないという場合、手作りの焼き菓子はいかがでしょうか?

薄力粉や牛乳、卵、ベーキングパウダーなど材料を揃えたり、分量をスケールで量る手間はありますが、お子さんと一緒に取り組めば、簡単に焼き菓子が手作りできる喜びを感じてもらえるはずです!

公式サイトの「NINJA KITCHEN(https://www.sharkninja.jp/pages/ninjarecipes/)」にはNinja Crispi向けのスイーツのレシピが公開されているので、ぜひいろいろと試してみてください。

ちなみに筆者も、人生初のマドレーヌとクッキー作りに挑戦してみました。

クッキーは100均などで購入した型抜きで成型。生地を寝かせる時間などトータルで1時間ほどかかりましたが、実際の焼き時間は12分程度です。公式サイトのレシピはこちらです

クッキーは100均などで購入した型抜きで成型。生地を寝かせる時間などトータルで1時間ほどかかりましたが、実際の焼き時間は12分程度です。公式サイトのレシピはこちらです

こちらはマドレーヌ。すりおろしたレモンの皮がほんのりと香り、本格的な味わいです。こちらも焼き時間は10分程度とあっという間に作れてしまいました。公式サイトのレシピはこちらです

こちらはマドレーヌ。すりおろしたレモンの皮がほんのりと香り、本格的な味わいです。こちらも焼き時間は10分程度とあっという間に作れてしまいました。公式サイトのレシピはこちらです

ちなみに市販の焼き菓子ミックスを試してみたところ、こちらも「ベイク・ロースト」モードで問題なく焼くことができました。細かな材料を揃えるのが面倒な場合、マドレーヌミックスやフィナンシェミックスなどを使って楽をするのもアリです。

市販のミックスで作ったフィナンシェ。カップの形や量などで見た目の膨らみはバラバラでしたが、焼き加減や味はまったく問題ありませんでした

市販のミックスで作ったフィナンシェ。カップの形や量などで見た目の膨らみはバラバラでしたが、焼き加減や味はまったく問題ありませんでした

肉も魚も野菜も、Ninja Crispiなら入れるだけで美味しく焼いてくれる

ここまで、Ninja Crispiでのお菓子作りを紹介してきましたが、もちろん、通常の調理もばっちりこなせます。

たとえばステーキ肉と付け合わせの野菜をまとめてプレートに並べて「クリスプ」モードで焼けば、外はカリッと中はジューシーな焼き加減で、簡単にステーキセットができあがります。

また買ってきた天ぷらや揚げ物など、「リクリスプ」モードで焼き直すだけで、衣のサクッと感も復活します。冷凍コロッケなどもレンチン後の仕上げを「リクリスプ」モードで焼けば、出来たて感が増しました。

ほかにも、トマトチーズミートボールや魚介のアクアパッツァ、スコーンやフォカッチャなど、美味しそうな本格レシピがたくさん用意されているので、いろいろ試してみたくなります。

ステーキ肉や鶏肉、シャケの切り身など、「クリスプ」モードで焼けば外はこんがり、中はジューシーな焼き加減に仕上がりました。またプレートが大きめなので、付け合わせの野菜なども一緒に焼いて時短になります

ステーキ肉や鶏肉、シャケの切り身など、「クリスプ」モードで焼けば外はこんがり、中はジューシーな焼き加減に仕上がりました。またプレートが大きめなので、付け合わせの野菜なども一緒に焼いて時短になります

ガラスコンテナで生地をこねて、そのまま一晩寝かせておき、翌朝には出来たてのフォカッチャが食べられました! 焼き時間は25分で、パリッとした皮ともっちりの生地が美味でした

ガラスコンテナで生地をこねて、そのまま一晩寝かせておき、翌朝には出来たてのフォカッチャが食べられました! 焼き時間は25分で、パリッとした皮ともっちりの生地が美味でした

【まとめ】使い勝手がよく、子どもとの料理や日常利用に活躍してくれる1台

ノンフライヤーは一般的に、オーブンレンジなどに比べて設置が簡単で、値段もお手ごろ。いっぽうで、一度に作れる量が少なめというのがネックです。

筆者も10年以上前に購入したノンフライヤーを今でも使っていますが、あまり量が作れないので、最近では1人ご飯でサクッと少量を焼きたい時くらいの出番になっていました。

その点で、今回試用させてもらった「Ninja Crispi FN100J」は、野菜などをたっぷりと入れて簡単に野菜チップスのように仕上げたり、大きめのお肉をそのまま焼くことができたりと、使い勝手のよさが進化していると感じました。

手入れのしやすさも、「Ninja Crispi FN100J」の魅力。ガラスコンテナやプレートが手軽に食器と同様に洗えるので清潔に保てますし、作った料理をそのままガラスコンテナごと冷蔵庫で保管することもできます。

また庫内を循環する熱風も風量が強く、自宅のノンフライヤーと比べて焼きムラなども少なく感じました。

もちろん、今回のようにお菓子作りに使えば、お子さんが料理を覚えたり、化学に興味を持つ第一歩になるかもしれませんし、また、子どもが苦手になりがちな、ピーマンやにんじん、しいたけなどの食材も、チップスで食べやすくすれば、好き嫌い解消の手助けにもなるかもしれません。

ぜひハロウィンが終わった後も、「Ninja Crispi FN100J」でお子さんと一緒に調理をするきっかけを作ってみてはいかがでしょうか?

小枝祐基
Writer
小枝祐基
PC、Mac関連の記事や書籍の執筆を行うフリーライター。家電・デジタルガジェットなどのレビューなども行う。著書に『今日から使えるMacBook Air & Pro』(ソシム)、『疲れないパソコン仕事術』(インプレス)など。
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金本直樹(編集部)
Editor
金本直樹(編集部)
出版社でモノ雑誌や家電情報誌の編集を経験し、2016年にカカクコムへ。製品やサービスを選ぶときはスペックを隅々まで見比べないと気が済まないタイプです。
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