シーザーサラダの上に乗っている、細かくてふわふわのチーズ。味がおいしいのはもっともなのですが、あのビジュアルがおいしさを倍増させているような気がします。でも、家にある普通のおろし器でチーズを削っても、なぜかふわふわにならないんですよね。いろいろ試していたら、ついにアレができるおろし金を見つけた! Microplane (マイクロプレイン)の「ゼスターグレーター」という細長いおろし金です。
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細かく刃付けされています |
まず見た目がプロっぽいですよね。イタリアンのお店なんかで使っているのを見たことがあります。初めて使った時は驚きました。軽〜くなでるだけで、軽〜くふわふわになったチーズがどんどんでてくるんです。
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はい! これです、これ! この細かいチーズです! |
強そうな見た目に反して、チーズが滑らかにおろし金の上をすべっていきます。滑らせるだけで、ドバドバと細かくなったチーズが出ていく! おいしそうなのはもちろんですが…楽しい!!
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楽すぎて、手が止まりません! |
トマト料理にもかけてみました。
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まるでかつお節のようにふわふわです |
このゼスターグレーターはチーズ専用というわけではありません。チーズはもちろん、柑橘類の皮、生姜、ニンニク、アーモンド、チョコレート、玉ねぎなど、おろすのであれば基本的に何でもいけます。
普通のおろし器だと繊維が残ってしまう生姜をおろしてみました。すると繊維が残ることなく、非常に細かいおろし生姜ができたのです。おろしたというよりも「スベらせてたらおろし生姜ができていた」という感覚。ほとんど力がいりません。
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非常に細かくおろせます |
せっかくなので、生姜焼きを作ってみました。
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おいしいに決まってます |
スイーツ用に柑橘類の皮をおろしてもいいですね。
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こちらも力いらずでおろすことができます |
ちなみに、自宅にあったプラスチックのおろし金では刃が立たず、おろせませんでした。
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刃が立たなかった… |
ゼスターグレーターのメーカーであるMicroplane (マイクロプレイン)は、元々木工ヤスリのメーカーで、その独自技術を使っておろし金を作ったんだとか。言われてみれば…おろし金を使用しているというよりも、ヤスリでこすっている感覚もあったかもしれません。どの食材も非常に細かくおろすことができました。また、おろし金にありがちな掃除の面倒さがないのもポイント。水で流せばほとんどの繊維が目に詰まることなく落ちていきます。残った繊維も、スポンジやブラシでこすればパッと取り除くことができました。
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水洗いで簡単に汚れが落ちました |
これはものすごく便利。チーズはついドバドバとおろしてしまいますし、繊維がしっかりした野菜も非常に細かくおろすことができます。ますます料理が楽しくなりそうです(我が家の場合は作る専門の奥さんが、ですけど…)。
おいしい食べ物、楽しく食事ができそうなものに興味あり。気になったら、値段や大きさ、ニオイは二の次。とりあえず調査。ときには体を張ったレポートも厭わない、アラフォー2児の父。